通勤電車で読む『それでも私は介護の仕事を続けていく』。

『驚きの介護民俗学』のひと(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20120608/p1 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20150928/p2)の本で、以前、Web連載されてたのを読んでたけれどそこに大幅加筆して本になったもののよう。
まえの本『介護民俗学へようこそ』では、著者の人の働くすまいるほーむというデイサービス施設がいいかんじの「場」になってきたよ、ぐらいのかんじだったのだけれど、その先の展開をWeb連載で、といっていたら連載が始まると同時にコロナ禍に突入、そして、高齢者介護施設というのはコロナ禍の影響をきつくかぶるというわけで、だからこの連載は同時進行的な現場報告みたいになっている。そして、高齢者介護施設の同時進行的な現場報告、というのはしかしどういうもんなんやというのと、そしてそしてそれをつうじて最終的に、それでも私は介護の仕事を続けていくぞ、というなにか希望のようなものが描かれるわけである。