<眞鍋かをり>ニート、引きこもりにエール

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000086-mai-soci

若者の人間力を高めるための国民運動」のイベントが26日、東京都千代田区東京国際フォーラムであり、タレント・眞鍋かをりさんと五輪柔道三連覇の野村忠宏さんが若者にエールを送り、歌手の川嶋あいさんが応援ミニライブを開いた。
 ニートや引きこもりなど問題が増えている若者を支援しようと、経済界や労働界などでつくる「同国民会議」(議長、奥田碩経団連会長)が主催。眞鍋さんは「若者サポーター」として、参加した約300人の若者らに「社会に出て大人として働くためには、能力よりも先に人間力が必要。若者のみなさんは、自信を持って、人間力を高めて、生き生きとした生活を送って」と呼びかけた。また、野村さんは「目標を持って自分を奮い立たせてください」と訴えた。
 その後、若者と識者らのトークセッションがあり、川嶋あいさんが熱唱し、「夢を一つは持って、火の中に飛び込む意気込みでがんばって」と激励した。【乗峯滋人】
毎日新聞) - 10月26日19時24分更新

眞鍋かをりなんかに「人間力」なんていわれたくないのである。
ていうか、
眞鍋かをりの所属事務所「アバンギャルド」のサイトを見ると、
http://www.avantgardes.net/profile.html
所属タレントさんたちのなかには、プロフィールの最新情報とか経歴とかの欄に何も書くことのないひとだっている。そのひとたちは、アバンギャルドの専属タレントだから「社会人」だってことになるのかもしれないけれど、でも、働いてないでしょう?
そういう人たちの中から、眞鍋は、たまたま、国立大という学歴と、
http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_c484.html
こういう写真や作文で一発当てて(ってわけでもなくてもう少し前から売れてたのも知ってはいるのだけれどねえ)、売れっ子になっているわけである。
眞鍋かをり基準でいうところの、「社会に出て大人として働く」ってのは、そういう状態のことだろう。
それは、たまたまそうなったということで、大きいけれど、でもほんの紙一重の違いだ。
その紙一重の、大きな違いで、認められたやつが、仕事のないやつに、えらそうなことを言うのはがまんならない。
「能力よりも先に人間力」とかいうのは、たしかに、
http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_c484.html
こういうのを公開して評判を得ることを「能力」というのにはきがひける。
でも、そういう、たまたま、紙一重のちがいで認められたやつが「人間力」とか言うのってどうなん?そういうのを「自信を持って」っていうのか?

眞鍋さんは「若者サポーター」として、参加した約300人の若者らに「社会に出て大人として働くためには、能力よりも先に人間力が必要。若者のみなさんは、自信を持って、人間力を高めて、生き生きとした生活を送って」と呼びかけた。

不愉快なのでクリッピングしないで置こうと思ってスルーしていたけれど、授業で学生とのやり取りで話題に上ったので数日遅れで貼り付ける。