育児支援に「満足」9% 会社員男女が回答

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060309-00000150-kyodo-soci

勤務する会社の育児支援制度に満足している人は10人に1人もいない−。野村総合研究所(東京)が子育て中の会社員を対象に意識調査を実施したところ、こんな実態が浮かび上がった。
 今年1月、インターネットを通じ、小学校3年生以下の子どもを持つ民間企業勤務の男女各約500人から回答を得た結果、勤務先の育児支援について37・5%が「不満」、53・8%が「どちらとも言えない」で、「満足」としたのは8・7%だった。
 満足できない理由は、67・0%が「効果はあると思うが、実際に利用するのは難しい」だった。企業に期待する支援制度(複数回答)としては、「子どもの看護休暇」が85・7%でトップ。
 次いで「有給の配偶者出産休暇」(84・1%)、「育児のための短時間勤務制度」(83・7%)など。男女の意識差が鮮明に出たのは「事業所内託児施設」で、女性は72・3%が「必要」と答えたが、男性は45・3%にとどまった。
共同通信) - 3月9日17時58分更新