「携帯オーディオでソニー再起か? 1年ぶりシェア20%奪還でアップル追撃へ」というこの時期にSiGNEOを購入。しかし思いがけない罠が。

通勤電車で聴く用のデジタルオーディオのおはなし。
少し前に買ったRioを、3月ぐらいに、あろうことかなくしてしまい(たぶん自分の研究室の書類の山の中に埋もれているのかもしれないけれど)、まぁなければないでいいかと思っていたのだけれど、やはりあると便利なので、買いなおした。非常勤帰りに駅前の量販店で。
256MBというのはやはり物足りないなあと思っていたので、もう少し容量の大きいのにしようとか考え、そして学生諸君はしきりにiPodを薦めてくれるので、意地でもiPodにしないことにする。
で、
おりしもこういうニュースが流れ・・・
http://bcnranking.jp/flash/09-00009045.html

[売れ筋速報]

携帯オーディオでソニー再起か? 1年ぶりシェア20%奪還でアップル追撃へ
(2006/07/13 04:53)
 ソニーが6月に発売したウォークマンEシリーズが好調だ。昨年7月以降、携帯オーディオの販売台数シェア10%台で足踏みしていた同社だが、この6月、「Eシリーズ効果」で久々に20%台を奪還。昨年に続き、再びアップル追撃に立ち上がった形だ。その要因は何か? 携帯オーディオ市場の現状を「BCNランキング」のデータでまとめた。

●1位から4位までが固定しているなか、5位に小さな「異変」

 まず6月のデータから見てみよう。カラーバリエーションなどを合算した販売台数シェアランキングのトップ20だ。またしても、1・2・3・4フィニッシュを決めたのはiPod。昨年9月の発売以来10か月連続1位の「iPod nano 2GB」は、いまだに14.3%とダントツの強さ。2位が同4GBで9.8%、3位が同1GBで9.1%。4位は第5世代のiPodの30GBバージョンだった。3位・4位で入れ替わりはあるものの、2月以降はこの4モデルが1位から4位を独占し続けている。6月では4機種で実に41.2%ものシェアを占めており、iPodファミリーの天下はまだまだ続いている。ただし、従来ならこの後に、iPod Shuffle 512MBモデルや1GBモデル、iPodの60GBモデルなどが続くところだが、6月では小さな「異変」が見られた。
 上位陣を伺うようにシェア4.9%で同率5位に登場する2つのモデルが、6月に発売されたばかりのソニーウォークマンEシリーズだ。メモリが2GBの「NW-E003」と512MBの「NW-E002」で、昨年11月に発売したメモリタイプ「Aシリーズ」の下位モデル。デザインこそ「香水瓶」のイメージを継承しているものの、インターフェイスなど、その他の部分は大幅に変更された。
 まず目玉の変更点は、対応音楽フォーマットにWMAAACが加わった点。特にAACはライバルメーカー、アップルが採用しているファイル形式なだけに、一部では「アップルに対する敗北宣言ではないか」と見る向きもあったようだ。しかし同社では「オープン戦略の一環」と位置づけ、幅広いユーザーの取り込みを狙う。AACを再生できるようになって、iTunesに楽曲を溜め込んでいるユーザーの買い替えや買い増し需要も見込める。もちろんユーザーにとっても、アップル・ソニー両方のファイルフォーマットが使えるメリットは大きい。

AAC対応の一方、機能の絞り込みによる低価格化も効いた?

 こうした対応フォーマットの拡充以外の部分では、かなり機能を削り込んできた。メモリタイプの「Aシリーズ」と比べると、まず特徴的だったジョグシャトルがなくなり、単純なボタン操作によるインターフェイスになった。USB端子を内蔵し、PCなどにダイレクトに接続できるように変更。またシリーズの特徴でもある有機ELディスプレイは健在だが、表示行数を3行から1行に、さらにバッテリーを小さくして、連続再生時間が50時間から短くなって28時間になった。チューナーも付いていない。

 同社では「買い替え・買い増し需要も狙うが、基本的にはAシリーズとは別路線の入門機と位置づけている。そのため単純なボタン操作とUSB端子内蔵というシンプルな仕様を選択した」(マーケティング部)と説明している。こうした「シンプル化」は価格にも現れており、売れ筋の1GBモデルの実勢価格は1万3000円前後。競合モデルの「iPod Shuffle 1GB」は、アップルストア価格で1万1900円と微妙な価格差だ。店頭では「わずか1000円の差でディスプレイが付いてバッテリー持続時間が倍以上あるため、Shuffleの1GBよりもEシリーズの1GBモデルがお買い得感は高い」(大手量販店)という声が聞かれた。

で、
ソニーにしたかというと、それもいやで、とにかく安物が欲しいんである。あと、電池で動くやつ。
で、買いました。「SiGNEO」。香港のメーカーであるらしい。
1GBのモデルが6980円。安いでしょう?
シルバーの鏡面加工で、電源を入れると鏡面の中に有機ELディスプレイのブルーの文字が光って出てくるという趣向。
悪くないなあと思い、うちに帰って使ってみると、
筐体はちょっとちがうけれど、中身はRioだった。おなつかしい。
で、
通勤で使い始めて気づいたのだけれど・・・

鏡面の中に浮かび上がる有機ELディスプレイというのが、朝の通勤電車の明るさの中では、見えにくいことおびただしい。
それで、一生懸命に覗き込みながら、鞄の陰とかに持って行って角度を変えたりしていじっていたのだけれど、
そうしているうちにふと、
「これって植草っぽく見られはしないだろうか」
と思い当たって愕然とした。
あぶないあぶない。

それで、ちょっとどうしたものかと考えている。
せっかくきれいな鏡面なのだけれど、つや消しの半透明テープでも貼ろうかなあ。
よけい表示が見えにくくなりはするのだけれど。