通勤電車で読んでた『ケンタロウの「おいしい毎日」』。エッセイストふう。

ケンタロウの「おいしい毎日」 (講談社+α文庫)

ケンタロウの「おいしい毎日」 (講談社+α文庫)

学校の購買部でおにぎりとともになんとなしに購入、通勤電車で読んでいた本。
レシピ本ではなくて、雑誌連載のエッセイ。いちおう食べ物に関係する話題が多いのだけれど、無関係の話もある。
で、内容はというと、エッセイストの人みたいである。主語が「俺」なのが、ちょっとイメージじゃなかったけれど、けっこう落ち着き払った文章で、それがなんとなしに村上春樹ふうに振れたり、椎名誠ふうに振れたりして、内容が、空腹で中華店の野菜炒めにありつくみたいな話。学校帰りで夜、空腹を抱えて電車で読んでるとけっこうこたえる。