『体脂肪計タニタの社員食堂』『続体脂肪計タニタの社員食堂』。社食へのあこがれ。

体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~

体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~

続・体脂肪計タニタの社員食堂

続・体脂肪計タニタの社員食堂

いまをさかのぼること一年前、出張に出かけようとした新幹線の改札のなかの本屋で見かけて、ちょっと心動いたけれど出張に持って歩くのもなんなのでスルーしていたら、しばらくしたらベストセラーになっていた。それで月日は過ぎて先日、学校帰りの商店街の本屋さんで、続編と並んで売れていて、買おうかという気になって、購入。
読んでみたら(っていうか、見てみたら)、レシピ本としてはまぁこんなかんじかなあと思いつつ、「社食」のイメージがプラスになってるなあと思った。タニタの社員がいろいろなところに登場して、やせましたとかおいしかったとか言ってて、いかにも家庭的でたのしそうな会社、ってかんじがするんである。で、著者は「タニタ」名義なんだけれど主役はタニタ総務部所属社食担当の栄養士のおねえさんで、いかにもこの人が毎日いっしょうけんめいかんがえて工夫しているレシピ、というふうに本が作られている。文章も、このおねえさんが喋ってるようなかんじに書かれていて、それがいかにも総務部所属社食担当の栄養士です、という語り口なので、社食っていいなあ、こんな会社ならいいなあ、と思わせる。