某日、散歩中に寄った
ブックオフで見かけて、ちょっと気になりつつ一度スルーしてたのを、買いに行って買った。
ケニー・バレルってなにげに好きだというのがひとつと、
バリトンサックスの入った
クインテットだというのが大きな理由。
バリトンの「ブコブコ、バリバリ」という低くて太くてゴツい音が好きなので、
バリトンというと期待してしまう。なのだけれど、聴いてみたら、意外とあっさりとした
バリトン。セシル・ペインって、他の人の他のアルバムに参加してたときはもうちっと熱演してたと思ってたんだけど。
まぁ、アルバムそのもののコンセプトがちがうしリーダーも違うからちがうっていえばそうだけど。ちなみに、こういうときに参照するとよい人ってことで寺島本を見てみたら、別のアルバムでセシル・ペインの
バリトンの音を評して「風通しのよい音」だそうだ。
ラスト曲でようやくちょっと力が入って少し満足。