中古CDで買った『Kenny Burrell』。バリトンサックスに期待したんだけどセシル・ペインがなあ。

Kenny Burrell

Kenny Burrell

某日、散歩中に寄ったブックオフで見かけて、ちょっと気になりつつ一度スルーしてたのを、買いに行って買った。ケニー・バレルってなにげに好きだというのがひとつと、バリトンサックスの入ったクインテットだというのが大きな理由。バリトンの「ブコブコ、バリバリ」という低くて太くてゴツい音が好きなので、バリトンというと期待してしまう。なのだけれど、聴いてみたら、意外とあっさりとしたバリトン。セシル・ペインって、他の人の他のアルバムに参加してたときはもうちっと熱演してたと思ってたんだけど。
アフロ・キューバン

アフロ・キューバン

まぁ、アルバムそのもののコンセプトがちがうしリーダーも違うからちがうっていえばそうだけど。ちなみに、こういうときに参照するとよい人ってことで寺島本を見てみたら、別のアルバムでセシル・ペインのバリトンの音を評して「風通しのよい音」だそうだ。
ラスト曲でようやくちょっと力が入って少し満足。