『コレステロール治療の常識と非常識』。ようするに節制せよと。

以前から、コレステロールがちょっと高いですねと脅されていて、それからダイエットしたり少し戻ったりしているのだけれど、このところまた気になってダイエットしているわけでそんな折に書店店頭で見かけて気になって、二度目に見かけたときに購入。まぁ、ごちゃごちゃしたところを読み飛ばすと、LDLコレステロールを下げろ、それには食生活と運動だ(もちろん数値が高すぎるときは薬で治療だ)、みたいな、まぁ常識が書いてあって、「コレステロールは高いほうがいいのだ」というたまに出てくる風説については非常識だし治療に取り組んでる患者さんたちに迷惑だよ、と、まぁこれまた常識が書いてある。ごちゃごちゃしたところ、というのは、コレステロールとは何か、とか、血管のしくみ、とか、コレステロールがいかに害をなすか、とか、そういう説明を、まぁ、ですます調で書いてある。ですます調で書いたからってわかりやすくなるわけではないのだけれど、まぁ「この章は飛ばしていただいても結構です」とまで自覚があるのだから、さほど腹を立てるつもりにもならない。まぁ、けっきょくやるべきことは同じでも、いちおう理屈をかじっておけば多少違うだろう、といういみでは、まぁ読んでよかった。