買うべし。ハワード・S・ベッカー『ベッカー先生の論文教室』。新訳か。

ベッカー先生の論文教室

ベッカー先生の論文教室

新聞の広告を見てのけぞった。これは、と思って即、注文。書影の表紙を見る限り、『Writing for Social Scientists』の訳で、これは以前、『論文の技法』として訳書が出ていた。
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論文の技法 (講談社学術文庫)

論文の技法 (講談社学術文庫)

読んでみないと何とも言えないけれど、えーと、新訳が出てたぶんよかったと思う。
『論文の技法』には、個人的に、翻訳上というかなんというか、これは許しがたい、と思った箇所が何か所かあったので。えーともうほんとに、たのむから原書で読んでください、この訳書だけ読むと本の趣旨が全然逆になってるじゃないですか、それはベッカーに申し訳ないです、と感じたんである。まぁ個人的にということですが。
このベッカーの本そのものは、非常にものすごくとてもいい本である。