古本まつり帰りの腰痛を癒す風呂で読む『くすぶれ!モテない系』。

くすぶれ!モテない系 (文春文庫)

くすぶれ!モテない系 (文春文庫)

ゴールデンウイークということで、昼前から古本まつりに出かけ、きっかり12時に会場入りしたが、今年はストライクの本がけっこうあって、買い物カゴに本を入れて持ち歩きながら本棚を見ていたら腰が痛くなってきて、後半はゆっくり見れない感じで結局、そそくさと見終わって3時半には撤収、買った本はクロネコ便で送ったのでなんだかAmazonで買ったのとあんまり変わらない感じになっちゃったなあと思いつつ帰宅、すぐさま風呂に入った。腰痛は回避できそう。で、けっきょくその長風呂で読んだのがこないだ買ってあった能町みね子なわけで、さっきの古本まつりのテンションはなんだったのかと。
で、まぁこの本、「モテない系」なるくくりを提唱しているけれど、まぁ途中でごじゃごじゃ言っているように「文化系女子」とか「負け犬」とかと重なるエリアを攻めているわけで、そこの差別化をごじゃごじゃ言ってはいるものの、まぁ重なってるよなあと思うわけではある。まぁしかしそれはそれとして、このてのものは、「言い当て」がピタッとはまっているかどうかが勝負なわけで、そのいみでは、読みながら「こらこら」と思うようなところがいくつかあって、自分の頭の中に具体的な人物像が浮かんだりしたので、まぁその意味では成功してるだろう。こらこら。