風邪の中の映画。意外に初見の『魔女の宅急便』。新人がミスする話とか、あまり好きではないのだけれど。

魔女の宅急便 [DVD]

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何か食べたせいなのかうたた寝したせいなのか、はたまた疲れがたまっていたのがギリギリ年度末にリリースされたのか、ともあれおなかを完全にこわして、ちょっと熱っぽい感じもあったし、朝から布団にはまって寝ていた、といっても昼間から寝られるものでもないので(カーテンは閉めていたものの、外は天気がいいわけだし)、まぁ何か見るか、ということで、布団にはまりながら見た。まぁ見るのにしんどくなさそうなものということで、つんどく状態のジブリもの。意外に初見なのだけれど、まぁ見ないでも、世間に流れている映像の断片からだいたい内容はわかるわけである。まぁ、新人がミスする話とか、きわめてありがちなのだけれど、そういうのは見ていて「おいおい冗談じゃないよふざけんなよ」と思ってしまうほうなのであまり好きではない、それで若干うーんと思いつつ見ていたのだけれど、ふと気づくと、このまえ卒業した諸君もこんな感じでやっていくのかな、と。
で、まぁ宮崎駿なものだから空を飛ぶとか風に乗るとかいう場面は悪くないし、途中で出てくる自転車のシーンはやはりよかった、のだけれど、やはり思ったのは、『コクリコ坂』は愚直にこのシーンを勉強すればよかったのではないか、ということだった。あと、タイトルにもなっているしたしかスポンサーでもあるのだけれど(だし、クロネコも登場するわけなのだけれど)、ここに出てくるのは「宅急便」であって、つまりヤマト運輸の宅配便のことで、登録商標であるわけだからこれはどうなっているのか、と当然思っていたら、いま見たら(宅急便 - Wikipedia)、これはやはり最初問題になっていたようである、へえー。