映画本ではなくて幽霊本だった『Jホラーの幽霊研究』。この本の薄気味悪さは、いつのまにか幽霊はいますみたいなことになって話が進んでること。

Jホラーの幽霊研究

Jホラーの幽霊研究

著者の人は、筑波の院で民俗学を勉強したということで、しかしこの本は民俗学の本ということではないらしい。幽霊を存在させる民俗について論じているうちに、ふと、幽霊そのものを論じているところがまじってきて、なんかいつのまにか幽霊はいますみたいなことになって話が進んでいるように見える。で、まぁ映画はおまけ。