通勤電車でさらっと読んだサトカメ。『たくさん売りたきゃお願いするな!』。たまに読むとやはりいい。あと、『裁判長!おもいっきり悩んでもいいすか』。

ひさびさに調べてサトカメの本が出ていたのを確認、通勤電車で読んだ。まぁ書いてあることは同じっちゃ同じだけれど、っていうか同じっちゃ同じというレベルをはるかに超えて同じことが書いてあるといえなくもないのだけれど、まぁたまに読むとやはりいいのである。お気に入りの同じ本を久々に読み返すことを思えば、まぁそれよりは少し違うことが書いてあるところもないこともないわけだし。こういう経営者本っていうのは、かんじんのその商売が時を経て傾いてしまっていては説得性がないわけで、そのへん、どうやらまだがんばっているらしいので、まぁ新しい本を追いかけるのもその辺の近況確認ということも含めである。
あと、
その前に読んでたのが、『裁判長!おもいっきり悩んでもいいすか』というの。まぁ、このシリーズの存在は知ってて読んでなかったんだけれど、某日、スーパーに行ったついでに近所の本屋で何か気楽に読める文庫本を探していてとりあえず買ったみたいなこと。で、通勤電車で読んでた。気楽な傍聴エッセイかと思っていたら、この本に関しては、裁判員制度導入直前のタイミングで、著者が弁護士の人から練習問題を出してもらってあれこれ考えるというものだった。なので、読んで気持ちの暗くなるケースがあれこれ出てきて、それを死刑とするか無期懲役とするか、考えましょうみたいな、まぁ、そういうあれでいくと気楽に読めるかんじとは厳密にはちがいました。けれどまぁ、これはこんなもんでそれなりに面白く読んだ。