『今すぐ実践! カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント』。これはさすがに雰囲気だけつかんで読み飛ばし。

今すぐ実践! カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント

今すぐ実践! カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント

ひきつづきアジャイルプロジェクトマネジメントについて。この本は、具体的で現場目線であるということだったので面白そうかと思ったのだけれど、さすがに、プログラム開発の具体的な話をどんどんされたら大概よくわからない。それでも、カンバンという方式をアジャイルと結び付けるといいぞ、と言ってるのはわかるわけで、具体的なカンバンの写真や図が出ていたりして、あらすじ − 壁とか大型のホワイトボードをいくつかに区切って作業の進捗を付箋かマグネットでボードに貼りつけて見える化する、で、一日一回、みんなでカンバン見ながら「デイリースタンドアップミーティング」というのを10分ぐらいやって、そこで調整、等々 − はなんとなくわかるし、「ウォーターフォールじゃないよ」というのもなんとなくわかる。それで、例によって頭の中では学生さんのおこなうプロジェクトとか、自分の学内業務とかを思い浮かべて、参考になりそうかな、と思いながら読み飛ばす。じつは、何年か前の学生さんが、まさにカンバン的な進捗ボードを作って進捗状況をチーム内で見える化していて、それを感心して見ていた覚えがあるし、まぁ自分でも学内業務でほんとうはそういうボードを作ってやれるといいなあとつねづね思いつつ実現しないでいる(研究室には学生さんが出入りするので、学生さんに見せない種類の業務のあれこれを見える化するボードなんて置けない)ので、これやったらいいかもなというような、ある種の納得感はある。

メモ。
カンバンによるアジャイル - Google 検索
 
2016-08-08 - ヤマモトの日記
『今すぐ実践! カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント』を読んだ
「かんばん」をソフトウェア開発に適用する: アジャイルからリーンへ
アジャイルな開発は『かんばん』でいこう!
最近盛り上がってきた「かんばん」、ソフトウェア開発における「かんばん」(Kanban)とは何か - Publickey
 
WIP(Work in prosess 進行中の作業)=(トヨタ方式の)「在庫」にあたる、という視点。
「WIP制限」というのは、「在庫の最小化」、にあたるよ、と。