通勤電車で読む『どこでも成果を出す技術』。テレワークの時代に求められる力をまんべんなく。

『ここはウォーターフォール市、アジャイル町』の人(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2021/10/06/140440 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2021/10/07/124245)の本。タイトルの意味は、テレワークの時代なんだからそれに必要な力を身につけよう、ということで、

・ロジカルコミュニケーション
・セルフマネジメント
・ヘルプシーキング
クリティカルシンキング
・チームビルディング
・プロジェクトマネジメント
ファシリテーション
・ITスキル/リテラシー

の8つということである。まぁしかしこのへんはテレワークであろうがなかろうがいずれにせよ言われてることで、なので内容的にはいままで言われてるようなことをまんべんなく言ってるというかんじ。そのいみで、さほど目からうろこということでもないといういいかただってできるかもだが、まぁ、コンパクトにまんべんなくまとまってていいね、といういいかただってできるかもなわけである。で、たとえば「AREAの法則(主張→理由→証拠→主張)」などという、聞いたことありそうななさそうなものが紹介されてて、まぁしかし学生さんにパラグラフライティング/リーディングの説明とかトレーニングとかするときに、てきとうに「サンドイッチ構造」などと言っていたので、「AREAってのがあってね」というほうがもっともらしいかもしれない。みたいなようするに便利さはありそうな本。