『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』読んだ。アジャイル開発の本がおもしろい。

ソフトウエア開発などまったく無縁なのだけれど、学生さんがプロジェクトを回すというののやり方のヒントにならないかということで。直接的にはこの前読んだ『ここはウォーターフォール市、アジャイル町』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2021/10/06/140440)の参考文献で勧めてあったので。この本も、ストーリー仕立てのマンガのぶぶん(悪くない)と解説とがわかりやすくて、面白い。コンパクトなチームをうまく回して協力しながら仕事を完成させる、というのは読んでて気持ちがいい。お話の中の開発チームのメンバーの人たちはみな、目の前の仕事を淡々とクリアしていくまじめさと能力の持ち主のように描かれていて、そういう好感が持てる人たちの姿を読むのは心地よい(ソフトウエア開発の現場の人ってそうなのか?たぶんほかのもっと文化系的なサラリーマン的な人たちの仕事術の本ってそんな感じではない気がする)。でまぁれいによって自分の職場とか、学生さんが回すプロジェクトとか、そういうので使えないかなと頭の中で連想しながら読むわけで、まぁあくまで頭の中の空想だけにせよそういうのは楽しいわけである。