通勤電車で流し読む『板書の極意』。企業勤めで社内ファシリテーターやってる人が書いたファシリテーション・グラフィックの本。

板書の極意―ファシリテーション・グラフィックで楽しくなる会議。

板書の極意―ファシリテーション・グラフィックで楽しくなる会議。

本棚に積んである本を見たら、これも読んだつもりだったのに読んでなかったので通勤電車で流し読んだ。「板書」とあるけど、ファシリテーション・グラフィックの本。著者は、企業勤めで社内ファシリテーターをやってる人らしい。先日読んだ、小学校の先生が書いてた本もそうだけど、実際の仕事の中で書いてる本はコンサルっぽさがなくて好感が持てるなあと。
通勤電車で読む『 教師が変わる!授業が変わる!「ファシリテーション・グラフィック」入門』。 - クリッピングとメモ
でまぁ、書いてある内容そのものは大筋ほかの本とそう違わないけれど、自分はこうやっているみたいな具体的な話(グラフィックに限らない、会議運営とその前後の仕事の回し方も書いてある)がわるくないのと、途中で一か所、簡単なやりとりの板書の場面を、自分の心の動きと合わせて書いた、という記述があって、そこは工夫だな、と思った(まぁ、自分的にはもう少し、「こう思った」みたいなことではない次元の動作のビデオ分析とかやってみたいくちなのでその意味ではちがうのだけれど、著者の人なりの、ミクロなところを見たい、という気分は伝わった)。