『春琴抄』みた。百恵・友和ってなんだったのかな。

つんどくのDVDをさらっているうちに、『春琴抄』というのをみつける。いちおう見たことないのの中に入ってるけど、見たことないんだろうか?そういえば見たことない気もするし小説も読んでないような気もしてくる。まぁお話はなんとなく知っているし、映画だってなんとなくふんいき的には分かるかんじはするので見たことあるのかもしれない。まぁおおかたそんなふわふわしたかんじで試しに見てみたら、VHSでテレビから録画した気配がありたぶん二十年以上前のよう(関テレ深夜の映画枠の番組)。それをさらにDVDにダビングしてそれが長い間つんどくになっていて、今、見るのだというわけ。それなりに新鮮に見れたので、やっぱり見たことなかったのかもしれない。百恵・友和ゴールデンコンビの映画で西河克己監督。しかし百恵・友和ってなんだったのかな。れいによってWikipediaを覗くと、さいしょにグリコプリッツのCMで共演して、それを見た西河監督が『伊豆の踊子』の相手役に三浦友和を起用、で、百恵・友和で映画とかテレビドラマ『赤い』シリーズとかがのきなみヒット。まぁ、そのことじたいはちょうど世代なので知ってるけど、今にして思えばなんだったんだろうと思う。こういうコンビ売りってするかな、っていうのと、それでほんとに結婚しちゃうというのが、今だったらないかな、と。まぁいいけど。いや、『春琴抄』面白く見たけど。高校球児みたいな三浦友和と盲目の美少女然とした山口百恵が、つまり佐助と春琴が、女主人と使用人の関係性を真剣そのものに演じる。あまりに本気らしいのでそういう性癖にしか見えなくなってくるという。