通勤電車で読む『カイゼン・ジャーニー』。これもアジャイル開発の本。この手の本はエモくする法律でもあるのか?おもろかった。

なんかやっぱりアジャイルの本面白いなあと。『ここはウォーターフォール市、アジャイル町』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2021/10/06/140440)の参考文献にあった本(もう一冊はこのまえ読んだ『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2021/10/16/014150)。いずれもそうだがこの本も、ストーリー仕立ての合間合間にアジャイルの説明を入れてくる。で、ストーリーの部分がエモいのは、まぁ、いずれにせよチームワークで難局を乗り越える的なおはなしだからなのだろうけど。まぁおもしろい。この本は、三部構成になってて、第1部は主人公が、あんましうまくいかない開発の現場で一人で鬱屈してて、社外の勉強会でアジャイル的な話を聞いて感じるところあり、そこから動き出す、でもまぁとりあえず一人で自分自身のタスクマネジメントから始めるよ、で、さいごに同志ができて社内で勉強会をやって成功させたよ、というところまで。で、第2部ではその後、主人公が社内のプロジェクトをアジャイルでやるよということで、凄腕のスクラムマスターの力を借りつつ成功させたよ、というところまで。で、第3部では自分がリーダーになって開発をやることになり、社内や社外のいろいろなひとたちとかかわり、いろいろな難局をのりこえて成功させるよ、というおはなし。まぁそういうかんじで、カンバンとかモブプログラミングとかハンガーフライトとかなんやらかんやら、けっこう詰め込んでもある。