通勤電車で読んでた『患者の話は医師にどう聞こえるのか』。アメリカのお医者さんが書いた傾聴をめぐるエッセイ。

医療のコミュニケーションについての本で、著者はニューヨーク大学医学部准教授、内科のお医者さんで女医さん。タイトルを見ると、患者の話は医師にどう聞こえるのかをデータを取って分析してるのかしらなどと想像するわけだけれど、そういうのではなくて、まぁ、お医者さんが書いた、傾聴に関するエッセイ、というかんじ。まぁ、お医者さんにも傾聴はだいじだよ、というお話で、それはそうなのだけれど、なにか出てくる話がやはり、困難な病気のケースとかもあって、文章そのものは気軽に読めるような調子なのだけれど、気が重くなったり、まぁこういう医療物は苦手なのだった。