通勤電車で読んでた『唯が行く!』。うーん、「当事者研究」ってマジックワードがなぁ…。

サブタイトルに「オープンダイアローグ」ってあったので、読んでみるかなと思って通勤電車で読みかけたら、まぁ物語じたてでおはなしがすすむのだけれど、なんか自助グループの中で、さあ、オープンダイアローグ・アプローチをやってみましょうみたいなことになって、では○○さん、お話を聞かせてください、みたいに進んで、なんか自助グループみたいに進んで、そこから「過去の書き換えについてのロールプレイをやってみましょう」みたいな話になって、なんかどこがオープンダイアローグやねんと思っていたらお話の中でも、いまのはナラティブセラピーっぽくてオープンダイアローグとは違うのではみたいなはなしになり、いや、オープンダイアローグ・アプローチなのでいいのだ、みたいなことになって、えーーーーっと、うん。で、まぁもうひとつサブタイトルに「当事者研究」ってあるけど、これも、さあ、今日はまず○○さんの当事者研究をしましょう、○○さんどうぞ、みたいなことで、うーん。
なんか、まえも「当事者研究」ってワードに拠ってる本で、うーんこれはなぁ…、と思うようなのがあって、なんか直観的に言うと、「当事者研究」という言葉がマジックワードになってて、「本人にとって大事なこと」にそれ以上の何かの価値づけをしちゃってて結果だめなかんじになってる、という気がするんである。