でまぁ、たしかにニコキさんは思いのほかサマンサ感があって、しかも現代風で良いのだった(まぁ17年前の映画なんだけど)。むかしここに、ニコキさんのキメ顔のことを書いてて(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20110806/p1)
ニコキさんには、いくつかの決め顔があって、眉を片方ひっ、と上げるとか、三白眼気味に真剣な目をするとか、くっと目を伏せるとか。
とか書いた覚えがあるのだけれど、まぁ本作はラブコメだし、ドラマのサマンサに寄せてるかんけいでちょっと暗くてシャープなかんじはたぶんおさえてて、でももともとのサマンサの、「おどろいて目をむいた顔」とか、当時の時代的なちょっとおおげさな顔芸みたいないみでの眉のひそめ方みたいなことは、ふつうにできるかんじで、よかった。やっぱなんだかんだいってニコキさん、いいですよね。(あとついでにいうと、プロデューサーの助手ぐらいのかんじの眼鏡女子がいつのまにかニコキさんの友達になってるのだけれど、悪くない)
れいによってWikipediaをみると、
奥さまは魔女 (映画) - Wikipedia
監督のノーラ・エフロンは『めぐり遭えたら』『ユー・ガット・メール』でメグ・ライアン映画を撮ってた人ってことで、そうそう、これニコキさんでいいんだけど、鼻のかんじはメグ・ライアンでいいよなあと思いながら見てたらやっぱり、ってかんじ。また、ダーリン役がいまいちはまらないかなあと思ったら、「元々ジム・キャリーを予定していた」のだそうで、はいはいそれならわかるわかるというかんじ。