通勤電車で読む『ラグビー知的観戦のすすめ』。

このまえ読んだの(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2024/08/06/180023)は続編だったということで、あらためて1冊目のやつを読んでみたらこっちのがよかった。ベタに各ポジションの特性からはじまり、つぎにラグビーの試合を見る際に覚えておくべきふたつのこと、

最初に覚えて欲しいことは、たったふたつだけ。
第一に、ラグビーはボールを持った人が一番先頭にいるということ。第二に、立っている人しかプレーできないということだ。

といった書き方で、見る側にとって理解の手掛かりとなる原理を提示して、そこから「なぜパスを放るのか」「なぜキックを蹴るのか」「タックルのあと、グラウンドでは何が起こっているのか」といった各論を導いているかんじがいい。