通勤電車でさらっと読んだ『毎日がもっと輝くみんなの文具術』。インスタグラマーの素敵な文具づかいのコツにあこがれてる人向け。
通勤電車で読む『サニーサイドアップの手とり足とりPR』。
『寄り添うツイッター』。キングジム公式の中の人が書いた本。
pomeraを買ってみた。使えるか。 - クリッピングとメモ
『 “オフィスのプロ”だけが知っている キングジム 人も組織もうまくまわりだす超整理術213』読んだ。研究室の整理がしたくなる。 - クリッピングとメモ
出張のおともは『KING JIM ヒット文具を生み続ける独創のセオリー』『歩いて読みとく地域デザイン』『移動図書館ひまわり号』。『ひまわり号』がよかった。 - クリッピングとメモ
『ブレードランナー2049』みた。なんかどうせなら先週見てたらよかったな。
通勤電車で読んでた『建築家として生きる』。
(あ、そうか、あとから気づいたが、本の中に『結婚できない男』のあべちゃんの名前は出てきて、あれはなるほど「建築家」。で、タイミング的に本書では参照されなかった『大豆田とわ子』は、あれは建設会社なので、建築家ではないわけだな。でもいつか自分で家を設計して…みたいな夢を持ってたりするのだな。)(ちなみに、「ビフォーアフター」的なテレビ番組で「リフォームの匠」として出てくる人たちは、建築家の職業倫理にある「設計と施工の分離」に反してるので、建築家の世界では風上にも置けない恥ずべき逸脱者であるらしい。むつかしいものだな)(ちなみにわたくしは「ビフォーアフター」も好んで見てたし、けっこうお宅建築拝見系の「住人十色」とかもよろこんで見てて、狭小住宅の工夫された建築とかテレビで見る分には大好物)。
Twitterでみかけた「百年後の或る日」というSFアニメ。1933年の素人映像作家の自主製作というのだがさすがにフェイクでしょう。
Twitterのタイムラインで見かけた
YouTubeでとんでもない作品に遭遇した。1933年に荻野茂二という素人映像作家が自主製作した「百年後の或る日」というSFアニメ。主人公の「荻野茂二」は「1942年の世界大戦中」に死んだことになっており、荻野の子孫がその霊魂を呼び出して百年後(2032年)の世界を案内する。https://t.co/NAv7JKIref
— 竹熊健太郎《地球人》 (@kentaro666) 2021年6月17日
で、「1933年に荻野茂二という素人映像作家が自主製作した「百年後の或る日」というSFアニメ」という触れ込みなのだけれど、
主人公の「荻野茂二」は「1942年の世界大戦中」に死んだことになっており、荻野の子孫がその霊魂を呼び出して百年後(2032年)の世界を案内する。
百年後の世界にはテレビが進化した「マジックテレビジョン」が開発されていて、それがタイムマシンにもなっている。原子力で動く火星ロケットや時速八〇〇哩で走る磁力列車(リニアモーターカー)まで出てきて、この萩野茂二という監督は何者なのかと思わされるが、本業は燃料店の経営者だったらしい。
というわけで、これはいくらなんでもフェイクだろう。1933年に存在しなかった世界大戦やテレビや原子力やリニアモーターカーがこれみよがしに出てくる。
Tweetでも参照されてるこちらのブログ記事。
ameblo.jp
いや、上映ブースの説明板やパンフレットにある「1933年」という表示自体が間違っているのではないか。1933年ではなくもっとあとにつくられたのではないか。あるいは、1933年につくられはじめたがずっとあとになって完成したのではないか──。そうも考えた。しかし、これは、荻野茂二監督のご遺族からのご寄贈を受けて、東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)が管理・保存しているものである。映画アーカイブのエキスパートぞろいのフィルムセンターが、そんな誤った表記をしたりはしないだろう。しかし、そう思う一方で、こういう考えも頭に浮かぶのである。フィルムセンターは、所蔵・管理する作品の一つひとつを徹底的に調査・研究し、分析しているはずだ。ところがこの映画の不思議さにふれた解説コメントは一切見受けない。お気づきにならないのだろうか。それとも、この映画から奇異なものを感じるのは、たった一人、私だけなのだろうか──と。
まぁ、普通に考えて、これはフェイクか少なくとも間違いかだろうと思うわけだが、じゃあどこでどうなってこうなったのかをついでにちょっと知りたいところではある。