新刊の本2冊メモ。

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ひとを分けるものつなぐもの―異文化間教育からの挑戦

ひとを分けるものつなぐもの―異文化間教育からの挑戦

アジアの教科書に見る子ども

アジアの教科書に見る子ども

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『ひとを分けるもの つなぐもの ―異文化間教育からの挑戦―』ナカニシヤ出版
佐藤郡衛・吉谷武志 編

2005年2月発行
税込定価2940円
A5判 180頁
ISBN4-88848-927-0
<内 容>
国際化、留学生増のもとで注目される異文化間教育の直面する課題を明らかにし、「ひとをつなぐ」新しい教育のあり方を探る。
<目 次>
はじめに
序  ひとを分ける、ひとをつなぐとは
第1章 海外子女教育にみる「日本人性」の問題とその再考
     ―トランスナショナルな海外子女教育の可能性―
第2章 日本社会の多様化は「日本人」を多様化しうるか
     ―「日本人」と「在日韓国・朝鮮人」の構成にひきつけて―
第3章 ある「帰国子女」の進路選択過程からみる位置取りの政治
     ―それをまなざす研究者のまなざきをまなざしつつ―
第4章 ヨーロッパにおける新しい市民教育
     ―文化的多様性への対応―
第5章 多文化社会の質的変化と寛容の変容
     ―オランダの移民「母語」教育政策30年の変遷から見えてくるもの―
第6章 異文化間教育の担い手としての保育者の行動変容
     ―他者と「つながる」きっかけとは何か―
第7章 多文化社会アメリカにおける文化理解のためのアプローチ
     ―「エクイティ」概念でみるハワイの教育実践―
第8章 農村に投げかけた「外国人花嫁」の波紋
     ―生活者としての再発見―
終 章 「分ける」こと「つなぐ」こと
    ―関係性の構築に向けて―
あとがき
索  引

『アジアの教科書に見る子ども』ナカニシヤ出版
塘 利枝子 編著
出羽孝行+カンピラパーブ・スネート+高 向山+久米裕子+南出和余+渋谷 恵 著
2005年2月発行
税込定価4515円
A5判 224頁
ISBN4-88848-940-8
<内 容>
アジア各国の教科書に描かれた子どもの姿を手がかりに、理想の家族と子ども像、性役割観の国による違いを明らかにする。
<目 次>
はしがき
1 次世代に伝える子ども観
1. はじめに
2. アジアに生きる子どもの変化
3. 子どもの社会化過程としての教科書
4. 文化・歴史的観点をもつ研究と本研究の位置づけ
5. 研究方法
2 各国の教育事情と教科書事情
1. 日 本
2. 韓 国
3. 台 湾
4. 中 国
5. タ イ
6. バングラデシュ
3 次世代に伝える家族の姿
1. 現代のアジア6カ国の理想の家族像
2. 各国の「理想の家族像」の変容
4 次世代に伝える「いい親」の姿
1. 現代のアジア6カ国の理想の親役割と性役割
2. 各国の理想の親役割・性役割の変容
5 次世代に伝えるいい子像
1. 現代のアジア6カ国の理想の「いい子」像
2. 各国の「いい子」像の変容
6 まとめと展望
1. アジアの発達期待とマクロシステムとの関係
2. 教科書研究の問題点と展望
 文  献
 あとがき
 索  引