『Diane』Chet Baker and Paul Bley

チェット・ベイカーは、年をとったときのほうが好き。ポール・ブレイは若かったときの方が好き。で、これは二人の共演で、まぁジャケットがもひとつやったんで今までよく見かけていたのに買っていなかったのを、買ってみたら、まぁ、そう悪くなかった。ポール・ブレイはもひとつやったし、チェットにしても、まぁ、ジャケット通りのポピュラー向けのバラード集って感じで吹いてはいるのだけれど、ファンだから。夜中に聴くかんじで。

Diane

Diane

ていうか、タイトルになっている「Diane」という曲が、好きで、最初に聴いたのがじつはエディ・コスタの「House of Bluelights」で、かなりデフォルメされていたので曲の輪郭がつかめなかったのだけれど、そのあと、なんてことはないムードミュージックのCDの廉価版で、いきなりマントヴァーニ・オーケストラの波のようなストリングスアレンジで涙の滲むような、スーパーの閉店前のような、素敵な演奏で聴いて、「この曲ってあの曲じゃん!!」と、エディ・コスタを慌てて引っ張り出して聴きなおし、「おお!」とばかりに、愛聴曲になった。
ハウス・オブ・ブルー・ライツ

ハウス・オブ・ブルー・ライツ

マントヴァーニ・ゴールデン・ヒ

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