新入社員に会社は絶対?4割以上「指示通り行動」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050428-00000504-yom-soci

今春に入社した新入社員の4割以上が、「自分の良心に反しても会社の指示通り行動する」との考えを持っていることが、財団法人・社会経済生産性本部の調査でわかった。

 会社に従順な傾向は、やや好転したとはいえ、依然、厳しい雇用情勢を背景に、「新入社員の保守化」が強まったためとみられる。

 調査には、今年3〜4月に新入社員研修を受けた男女1848人が回答。「自分の良心に反する手段で、仕事の遂行を指示された場合」への回答で、「やりたくないが指示通り行動する」が43%で2年連続トップ。一方、「できる限り避ける」は41%にとどまった。

 また、「自分がなじめない仕事を我慢して続けるのは無意味」との設問には、70%が「そう思わない」と答え、過去最高だった。さらに「会社の運動会などの親ぼく行事に参加したくない」との考えにも、過去最高の82%が反対している。
(読売新聞) - 4月28日14時28分更新


もとデータ。
http://www.jpc-sed.or.jp/contents/whatsnew-top1.html

第16回 2005年度新入社員 意識調査 (要旨)
拝 啓  
 春暖の候、ますますご清祥の趣、お慶び申しあげます。平素より当本部の諸活動におきましては、
格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。
 さて、当本部では、本年も「若者意識アンケート」を実施し、集計分析を致しました。
当調査は、1990年より新入社員の意識を見るべく、継続的に行っているものです。
つきましては、別紙の通り、本調査の要旨をご報告申し上げます。
次世代を担う若手従業員についての情報として、ご活用頂けますれば幸甚に存じます。        敬 具

1.調査結果 ;

●自分の良心に反する仕事でも、会社のため指示のとおり行動するとした割合が
 2年連続して4割を超え、新入社員の倫理面での悪化傾向が伺える。

●「従来の基準や慣習に反しても、法律に反しないことであれば、
 多少強引な手段や方法をとっても問題ない」には3割強が肯定的な意見となった。

●大勢としては能力主義や業績主義を希望するなか、年齢や経験によって給料や昇格が
 決まることを希望する割合がそれぞれ3割を超えた。

●転職に関しては否定的な意見の割合が増加した。
 また、「就職先選択に際し、会社に対して求めたこと」の優先順位では「仕事のやりがい」が減少し、
 「給料がたくさんもらえる」が増加した

2.調査方法 ;
 2005年3〜4月に実施した新入社員研修受講者に「若者意識アンケート」を配布し、
 1,848通の有効回答を得た。(回収率94.6%)
 ※各設問の未回答者分は、削除してあります。

3.添付書類 ;
本調査結果要旨(本紙含め4枚) →本年度の主だった調査結果をまとめております。
https://www2.jpc-sed.or.jp/files00.nsf/276697182031a3fd4925672c001a56da/1e5604794a60740549256ff0001c99f9/$FILE/_o68o30d8gitr113js_.pdf
 
集計表(11枚) →全ての設問のデータを掲載しております。
https://www2.jpc-sed.or.jp/files00.nsf/276697182031a3fd4925672c001a56da/1e5604794a60740549256ff0001c99f9/$FILE/_968o30d8gi6n1145b_.pdf
 
属性(1枚) →調査対象者の属性(性別、年齢、など)を掲載しております。計16枚
https://www2.jpc-sed.or.jp/files00.nsf/276697182031a3fd4925672c001a56da/1e5604794a60740549256ff0001c99f9/$FILE/_668o30d8ghtbh133m22alo_.pdf/.pdf
                                                                                 以  上