大学公式サイトは専門業者がつくってるはずなのに使いにくいところが多い。

郵便を何通か出そうと思い、この時期なにしろ異動とか改組とか移転とか市町村合併とかいろいろあるので、
相手先の所属大学のHPにアクセスして、所属を確認し、住所を調べて職場宛で送る、ということをする。
ところが、その大学HPというのが、腹が立つほど調べにくい。
専門業者がWEBデザインしているはずなのだが、そのデザインがいかんともしがたい。
無意味なフラッシュとか、無意味な画像とかジャバスクリプトとかが多用されていて、
いまだにダイヤルアップの私の自宅のパソコンからだと、およそ苛々させられる。
というと、いまだにダイヤルアップなほうがわるい、と言いたくなるんだろうか?しかし、公共性の高いウェブサイトというのはそもそも、閲読がわの環境がどのようなものであっても負担なく見れるようにする、というのが、まぁインターネットの思想ではないか。

リンクボタンをいちいち画像にし、
しかも、
そのリンクボタン(これがまたちいさい)にマウスポインタをあわせると細目がドロップダウンしてくる、みたいなデザイン(ぎゃくにいうと、ドロップダウンしてきた細目のひとつをマウスポインタで指そうとうろうろしているうちに、細目のリストそれじたいが消えてしまう、とかひんぱんにおこる)

だいいち、無駄に階層を深くするというのは、そのたびにデータをロードしないといけないので時間と手間の無駄になるし、
情報の一覧性がないので、いちいちあちらこちらのページを行ったりきたり(しかもしばしば、トップページを経由して)しないといけない。
たとえば、知人の所属学部を確認し、その学部の住所はどこか、ということを調べるだけで、何段階もの階層をいったりきたりしながら、該当ページを探したり、○×大学研究者データベースなるもので検索をかけたりしないといけない。

ていうか、住所かいてないサイトも多いし、
「問合せ先」のページを開くと入試課のe-mailとかしか書いてなかったり、
「アクセス」のページを開くと鉄道路線図しか書いてなかったりして、
ごく単純に何々学部の誰それさんに手紙を送ろう、などというときにまったくやくだたない。

いちばんはらがたつのは、
「○×キャンパス」の見取り図と交通アクセスと住所が書いてあっても、
ある学部が「○×キャンパス」にあるのか「◇△キャンパス」のほうにあるのか、わからないということがいくらでもあった、ということだ。
当の大学の内部の人は、なんとか学部は○×キャンパス、と当たり前のつもりかもしれないのだけれど、
外部の人間にはわからん。
というあたりまえのことを、専門WEBデザイナーの業者がわからないのだから、むかつくとおもう。