自分の専門の専門ではなかったので気がつかなかったが、ゼミで２年生が発掘してきた。おもろいやんか。
盛山和夫（1981）「学校外教育投資の効果に関する一考察」『北海道大学文学部紀要』第30 巻第1 号, pp.173-221.
________・野口裕二（1984）「高校進学における学校外教育投資の効果」『教育社会学研究』第39 集, pp.113-127.
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ざっくりいうと、「親の所得格差が子どもの学歴格差に反映するのは子どもを塾にやっとるからだ」という仮説に、うそやろ？というもの。
２０年前の、北海道での調査なんで、現代のこのへんの現状に当てはまるかどうかはびみょうかもしれんけれど。
でも、さしあたり、先日とりあげた
「文部科学省、2007年度から塾に行けない児童に無料補習」
http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20060418#p1
などというニュースに関連づけて考えられる。２０年たってもひびくものを持ってるわけである。いいねえ。
