http://www.asahi.com/business/update/0810/139.html
東京で１０分働けばビッグマック１個 世界７０都市でトップ
2006年08月10日18時59分
東京では１０分間働けばマクドナルドの「ビッグマック」が買える――。スイスの大手金融ＵＢＳグループが、世界各国でビッグマック１個を買うのに必要な労働時間を調べた０６年の調査で東京が最短となり、最も豊かという結果が出た。最長のコロンビアの首都ボゴタは９７分間で、東京の１０倍近い。
世界の主要７０都市のモノやサービスの価格、賃金などを比べる調査で、３年に１度実施している。世界中で買え、価格差も小さいビッグマックを「指標」に採用。各都市ごとに、ビッグマックの価格を、様々な業種の平均的な時給で割って「豊かさ」を算出した。日本でのビッグマックの価格は９５年以降、２８０円で変わっていない。
７０都市の平均は３５分。東京に次いで豊かだったのは米国の主要都市で、ロサンゼルスが１１分、シカゴとマイアミが１２分、ニューヨークが１３分だった。
