「<厚労省調査>企業の3分の1 若年者の正社員雇用せず」「正社員「増やす」36.4%=05年若年雇用調査−厚生労働省」

どっちの言い方もできるみたいなニュース。

厚労省調査>企業の3分の1 若年者の正社員雇用せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000077-mai-soci
企業の3社に1社が若年者(30歳未満)を正社員として雇用していないことが、厚生労働省の若年者雇用の実態調査で分かった。派遣、請負労働など非正規雇用の需要が高まる中、若年者の正規雇用が厳しい状況にあることが浮き彫りになった。一方、景気回復と団塊の世代の大量退職を前に、今後3年間の採用計画で若年正社員を「増やす」とした企業が「減らす」を大きく上回るなど、若年者の正規雇用にも明るい兆しが見えてきた。
 調査は、若年者雇用について、従業員30人以上の7519社を対象に実施、3911社から回答を得た。直近1年(04年10月〜05年9月)で若年者を正社員として採用したのは64.2%で、35.8%は正社員採用をしなかった。02年からの過去3年間の動向の調査では、1999年からの3年間と比較して若年採用が「増えた」としたのは26%、「ほぼ同じ」が37.5%。これに対し「減った」は26.5%、「6年間採用なし」が8.7%だった。
 若年者雇用を巡る問題点については、採用を増やした企業でも25.3%が「技能伝承に不安」と答え、減らした企業では技能伝承の不安(27.7%)に加え、27.9%が「社員の熱意・活気の低下」を挙げた。今後3年間の採用については、「増やす」が36.4%、「ほぼ同じ」が43.8%で「減らす」(6.1%)、「採用しない」(13.3%)を大きく上回った。【東海林智】
毎日新聞) - 8月22日20時13分更新

と、

正社員「増やす」36.4%=05年若年雇用調査−厚生労働省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000109-jij-pol
 厚生労働省が22日発表した「2005年企業における若年者雇用実態調査」によると、30歳未満の正社員について、05年10月から08年9月までの3年間の採用を過去3年間より「増やす」と答えた企業が36.4%となった一方、「減らす」は6.1%にとどまった。
 過去3年の採用実績は、その前の3年間に比べ「増えた」企業26.0%と「減った」企業26.5%が拮抗(きっこう)していたが、景気回復に伴い、企業には若年層の育成や年齢構成の是正に取り組む余力が生まれていることを示しているとみられる。この傾向が続けば、若年者の雇用環境は徐々に上向きそうだ。
 調査は05年10月に実施。対象は7519社、有効回答率52.0%。 
時事通信) - 8月22日19時1分更新