- 作者: 佐伯胖,刑部育子,苅宿俊文
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2018/05/26
- メディア: 単行本
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だいたい、ある活動をビデオに撮って、見直すとだいたいいろんなものが見えてくるわけで、自分が気が付かなかったものがいろいろ見えてくる。で、たとえば保育士さんが保育園の活動を撮って見直すとして、
たとえば「自分はこういうつもりでやっていたのに実際はできていなかった」が見えるかもしれない。そうすると、反省会みたいになって、「実際」を「理想」に合わせるにはどうしたらいいか、というふりかえりができるかもしれない。
あるいはたとえば「自分は気が付いてなかったけれど、子どもたちはこういうおもしろいことをやっていたのだ」が見えるかもしれない。この本はそんな感じ。そうすると、「大人が気付けない子どもたちの独創性のすばらしさ」みたいな議論とか、まぁたとえばポリフォニーがなんとかとか、そんなかんじのふりかえりになるかもしれない。
でまぁたとえば、会話分析とか相互行為分析だとさらにもう少し手前の、活動そのもののなりたちみたいなのが見えてくるかもしれない。
まぁ、どこに目をつけるか、というのは、ケースバイケースってのもあるかもしれない。
さて、
「CAVScene」については、かなり以前にすでに、五十嵐先生が以前のブログで紹介しておられた、けれどそのときから比べたら当然ヴァージョンアップされてるだろうけど。
[研究ネタ]CAVScene使用レポ - 五十嵐研究室〜ゼミや講義の記録〜
「デキゴトビデオ」については、「WSDgadget-Researcher」というアプリに統合されて?るのかな?
WSDgadget-Researcher on the App Store