通勤電車で読む『公務員が議会対応で困ったら読む本』。意外とおもしろかった。

公務員が議会対応で困ったら読む本

公務員が議会対応で困ったら読む本

例によってTwitterで見かけて面白そうだったので買ってみて、とりあえず会議のときに隣に座った先生にちらっと見せて「こんな本買ったんですけど」と言ったらちょっと受けたのでそれで8割がた元は取れたと思うんだけれど、通勤電車で読んでみたら意外と面白かった。表紙に「!従来の答弁と方向性を変えることになった」「!議員の顔を潰さずに提案を却下したい」「!議員への根回しの仕方・順番がわからない」と並んでいて、「101の悩みを解決!」と書いてある。ま、そんなかんじで、タイトルどおりに公務員の人が議会対応であれこれ困るようなことについて、事前準備や議会答弁の本番から日頃の議員対応まで、Q&A的に見開き一項目で解説されてるので、読みやすいし、まぁ著者の人が元公務員で元副市長、みたいな人なんで自分の経験を織り込みつつ、へえ、というような話もありつつ、また、答弁のときに使うフレーズなんかも紹介しつつ、まぁ基本的にはバランスをとって公務員としての役割意識を実務的にキープしつつけっこう実際的なところも打ち明けつつ、というかんじでまぁ面白かった。まぁ、会議研究やりたいなということもあって参考になるかとも思ったというのと、まぁ研究室の仕事柄というか、お役所の方とお仕事をしたりすることもあったりとか、まぁ学生が卒業して公務員になったりしてるし、そんなこんなで、ああ、みなさん大変なんだなあと思ったりとか、まぁ自分が参加する会議を思い浮かべたりとかしながら、まぁ楽しく読めましたよと。