通勤電車で読む『駆け出しマネジャーの成長論』。

学生さんが、部活のマネージャーのおはなしを期待して読んだらちがいました、と言っていて、しかし面白そうだったので読んでみた。企業の部長さんぐらいの管理職のおはなしで、また、この本を執筆したころ著者の人じしんが大学でぼちぼち役職につく世代になってとまどいながらやっていたということもあわせて、そういう、プレイヤーからマネージャーにきりかわるときのとまどいをのりこえてどうやって駆け出しマネージャーが成長するのか、というのを書いてる。そもそもいま、昔の会社とは組織も違ってきて、駆け出しマネージャーが直面する課題というのが増えてきてるということで、調査データを交えてそのあたりの構造的問題を紹介しながら、じっさいの全国の管理職さんたちが駆け出しのころをどのように乗り越えてきたかをふまえて成長のポイントを整理してる。