『菊次郎の夏』みた。粗暴でダメな男が知らん子どもと旅をするあいだじゅう久石譲が流れているロードムービー。

北野武の映画を見るシリーズ( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/03/26/011514 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/03/26/175747)っていうか、暴力っぽいのを先に見てしまったのでそれ以外のやつで積読の中から。菊次郎ってのはビートたけしの父親の名前だというのは世代的には周知の事実で、だからその名前の役をビートたけしがやって、子どもを連れて歩いているみたいなキービジュアルと、久石譲のノスタルジックなピアノが流れるというので、まぁなんとなく内容の想像をしてしまって、まぁ、なかなか食指が動かなかったってのはある。で、新学期初め以来の半月すぎた週末になんかダウンしてしまって(たぶん先日の黄砂+花粉のやつでまた鼻炎症状が来たのが喉にも響いたか、ちょっと喉痛だったのが、折からのくたびれもあって風邪っぽくなって、現在は咳と微熱というかんじ。SpO2というのを測ったら、夕方94ぐらいが出て少しびびったがいまは96ぐらい。花粉症の鼻炎薬を飲んだので鼻水は止まったし、アレルギー的な咳であれば少し収まるのではと期待しつつ)布団の中で見た。まぁおおよそは想定の範囲内だったが、想定より少しダメ男が粗暴だったのと、目的地に着いてから帰路に就くまでの宙吊りの時間の無意味さが意外だったのと『笑ってポン!』とか?みたいだったのと、しかしロードムービーってこんな宙吊りの無意味な時間ってあるのかもなあと思ったり、また、基本的に目的地に着いてからの復路は意味ないわけだから、しかし見せ場としてはそこでビートたけしのと子どもの交流の人情味を見せようという趣旨なのだろうから、まぁこんなかんじになるのかなあとなんとなく思っていた。あと想像した以上にひっきりなしに久石譲が流れていた。