『Dolls』みた。
北野武の映画を見るシリーズ( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/03/26/011514 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/03/26/175747 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/04/15/224646 )っていうか積読の中でなんとなく食指が動かなかったのを見るシリーズというか。一面の風車の前を西島秀俊と菅野美穂がひもでつながってとぼとぼ歩くみたいな画がよく出ていて、なぜかそれだけでグッと食指が動かなかったんである。でまぁ見てみたら想像を超えていた。なんかこう、芸術がやりたかったのか、映像詩みたいなのがやりたかったのか、形としては西島と菅野の道行きですれ違う男女たちの物語の、オムニバスということなのだろうけれど、まぁ物語というか、ほとんどお話がないお話ばかりなので困惑するかんじ。『あの夏、いちばん静かな海。』でも困惑したけれどそんなかんじというかそれにもましてというか。