『発狂する唇』(
https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20160304/p2 )の、というかじつは
黒沢清の助監督をやってたり『
ナチュラルウーマン』の監督をしたりしている
佐々木浩久監督の、まさかの傑作。実録路線のヤクザ映画の
パスティッシュでありながらゾンビであるという。小沢仁志がちゃんとゾンビ芝居をしている。そして
室田日出男がちゃんと出ている。低予算映画かなと思ったら、わりにちゃんとしているのである。ちゃんと実録路線のテイストを出しているという、シネフィル感あふれる映画なのだった。なんなら感動的まである。そしてヒロインが
増田未亜なのだった。