通勤電車で読む『たのしいスケッチノート』。これは「絵を描きたい人」の本。

あれこれ本を検索などしていたときふと目についたので読んでみた。サブタイトルに「思考の視覚化のためのビジュアルノート」とあるので興味を持ったのだけれど、著者の人はインフォグラフィックスなんかをやっているらしい人で、まぁどっちかというと絵を描きたい人のくくりのよう。えーとつまりたとえば、「ファシリテーショングラフィック」に対して「グラフィックファシリテーション」とか「グラフィックレコーディング」とかという看板でやっている流派があり、それはおおよそ美術デザイン系の人がビジネス界隈に仕事を求めたというかんじで、つまり「絵を描く」ことがメインになってる感がある。で、まぁそういう流派があってもいいかなとは思うけれど、自分的には、いわゆるふつうの「ファシリテーショングラフィック」とか、つまり会議などにおける議論をふつうにホワイトボードなりに書いていくというのが必要十分だと思われるわけで、おなじように、たとえばノートをとるというときにイラストとかデザインとかはとりあえず自分的には不要だと思ってる。なのでまぁ、この本はまぁこれはこういうものとしてさらっと読んだ。