ビジネスコミュニケーションの場面において、日本人と中国人ではコミュニケーションのとくに「同調行動」のやりかたが違うのではないか、それがときに問題になることもあるのではないか、ということで、じっさいの場面の録画や実験的に設定された場面の録画をELANというソフトで分析して、いろいろなアクションの回数や秒数を表にしたりしながら、違いをあきらかにしている。
こういうスタイルの研究はあるなぁと思いつつ、西阪仰 (1997)『相互行為分析という視点―文化と心の社会学的記述』の、第2章「「日本人である」ことをすること:異文化性の相互行為的達成」だっけな、を思い浮かべつつ。