『松苗あけみの少女まんが道・結』読んだ。
一冊目( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/06/16/232252 )は『純情クレイジーフルーツ』ぐらいまでのはなしで、まぁ自分が読んでたジャストの時期のおはなしでもあったのだけれど、その後は自分的にもあまり読まなくなってて、そしてそのころから現在までのおはなしがこの2冊目ということになる。でまぁ、ひとつにはバブルの最中にばか高い家を買ってローンを組んでそれに追われていたよ、というはなしと、これまたバブルもあって印税だのがたくさん入って贅沢をしたよ、というはなし、しかしかんじんの漫画のほうでだんだん気力がおちてくるというか、絵を描くのは好きだがネームが書けない、というか伝えたいお話が出てこない、みたいな、そしてしかしローンもあるし、『ぶーけ』から独立していろんな雑誌に描いては、しかし重版がかからなくなってきたりして、まぁなんというかそういうおはなしがずっと続くわけで、まぁ松苗あけみが描いているからそれなりに明るく華やかに読めるし、まぁ自分的には松苗あけみというのはやはり特別の作家さんなので、いいんだけれど、しかしまぁデビューから『純クレ』までの時期を駆け抜けたあとに、そのあとの長い長い現在までの時期があるというのは、読んでるとやはりなかなかなものがありますね。