<幼児生活調査>子どもの遊び相手 「母親」が81%

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000046-mai-soci

少子化が進み、子どもの「おかあさんといっしょ」度が高まっていることが、ベネッセコーポレーションの調査でわかった。子どもの遊び相手を尋ねたところ、「母親」という回答が81%に上り、きょうだいや友達を大きく上回った。調査結果を分析した白梅学園大学学長は「少子化時代の育児の表れ」とみている。
毎日新聞) - 10月6日13時17分更新

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051006k0000e040059000c.html
幼児生活調査:子どもの遊び相手 「母親」が81%
 少子化が進み、子どもの「おかあさんといっしょ」度が高まっていることが、ベネッセコーポレーション岡山市)の調査でわかった。子どもの遊び相手を尋ねたところ、「母親」という回答が81%に上り、きょうだいや友達を大きく上回った。調査結果を分析した白梅学園大学の無藤隆学長(発達心理学)は「子どもの数が減ったことに加え、親が子どもの安全を気遣っているからだろう」と見ている。

 調査は今年3月、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に住む1歳半から6歳の子どもを持つ2980人の保護者を対象に実施。95年と00年に行った同様の調査回答と比較した。

 「子どもが一緒に遊ぶ人」(複数回答)のうち、「友だち」は47%、「きょうだい」は50%と、10年間でそれぞれ約10ポイント減少した。逆に、95年に55%だった「母親」は、00年に69%、今回は81%と目立って増えている。

 子どものきょうだい数別に比較したところ、1人っ子以外の子どもでも母親と遊ぶことが多くなっていた。無藤さんは「数少ない子どもを大切に育てる、少子化時代の育児の表れ」とみる。

 父親の育児参加については大きな変化が見られず、「子どもと一緒に室内で遊ぶ」は33%、「子どもと一緒に外で遊ぶ」は2%と、いずれも前回よりやや減少した。【大和田香織】

毎日新聞 2005年10月6日 12時01分 (最終更新時間 10月6日 12時25分)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000501-yom-soci
近ごろの子供、早寝早起き型が増加…TVゲームは減少

 「早寝早起き」「公園や砂場での外遊び」など、望ましい生活習慣を身につけた乳幼児が増えていることが分かった。

 通信教育大手「ベネッセコーポレーション」の調査研究機関「ベネッセ教育研究開発センター」が、5日発表した。

 同センターは今年3月、首都圏に住み、6歳までの乳幼児を持つ保護者2980人にアンケートを実施。1995、2000年のアンケート結果と比較した。

 調査によると、平日に午後10時以降に就寝する乳幼児の割合は28・5%で、95年の32・1%、00年の39%より減少。一方、午前7時以前に起床する割合は43・4%で、95年の33%、00年の37・3%から年々増加するなど、「早寝早起き」の乳幼児が増えている。

 また、「子供がテレビゲームでよく遊んでいる」と回答した保護者は、95年は24・2%だったが、00年は20・2%、05年は15・1%と年々減少。反面、パズルやトランプで遊ぶ子供は増えていて、「幼児の心理に悪影響を与える恐れがある」という指摘もあるテレビゲームを保護者が規制している実態がうかがえる。

 また、最もよく遊ぶ相手は「母親」で、一緒に公園の遊具や砂場で外遊びをするなど、母子そろって活動する傾向が強まっている。
(読売新聞) - 10月6日8時36分更新

元データ

http://benesse.jp/berd/center/open/report/youjiseikatsu_enq/2005/pdf/03youjiseikatsu_enq_soku.pdf