学力向上は学校より塾・予備校、親へのアンケで大差

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000214-yom-pol

内閣府のアンケート調査で、「学力向上の面で、学校と学習塾・予備校のどちらが優れているか」を親に聞いたところ、学習塾・予備校を挙げた人が70.1%に上り、学校はわずか4.3%にとどまったことが6日、分かった。

 「学習塾・予備校」を選んだ理由(複数回答)は、「教え方がうまい」が64.6%、「受験に役立つ」が62.6%、「学習進度に応じた指導」が62.4%だった。ゆとり教育については、「見直すべきだ」が61.6%にのぼり、「継続すべきだ」は5.0%だった。

 調査は、内閣府野村総合研究所に委託した。同研究所のインターネット調査のモニターのうち、小中高に通う子供を持つ親2万7306人の中から3620人を無作為に抽出し、1270人から回答を得た。
(読売新聞) - 10月7日2時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000205-kyodo-soci
学力向上には学校より塾 内閣府が保護者に調査

 内閣府が学校制度について保護者にアンケートしたところ、70%が学力向上のためには学校より塾や予備校の方が優れていると感じていることが6日、分かった。学校の方が優れていると答えたのは4%だった。
 内閣府によると、アンケートは教員の質向上に向けた議論に役立たせるのが目的。子どもが小中高校に通っている保護者1270人がインターネットを通じて回答した。
 アンケート結果によると、塾が優れているとした理由は複数回答で「講師の教え方がうまい」「受験に役立つなど実用的」などが60%超。学校が優れている点は「生徒指導など授業以外の指導もしてくれる」「公平・平等に対応してくれる」が多かった。
共同通信) - 10月6日20時8分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000125-mai-soci
<学校制度アンケ>学校教育に「不満」の保護者43%も

 内閣府は6日、学校制度に関して保護者を対象に実施したアンケートの結果を発表した。現在の学校教育に「不満」と回答した保護者は43%に上り、「満足」が13%にとどまったほか、文部科学省が取り組む「ゆとり教育」に対し6割以上が「見直すべきだ」と答えるなど、政府の文部政策に対し厳しい結果となった。
 調査は9月、内閣府規制改革・民間開放推進室が教育改革に保護者の意見を反映させようと、野村総合研究所のモニター登録のうち、全国の小中高校生の保護者3620人を対象にインターネットで実施。1270人から回答を得た。
 調査結果によると、学校教育の満足度は「非常に不満」と「不満」を合わせて43%。子どもが習う教員への満足度については、「満足」(27%)と「不満」(28%)がきっ抗。「不満」と回答した人の理由(複数回答可)は、「指導力不足」70%▽「学習以外での対応力不足」52%▽「責任感の欠如」49%――の順だった。
 また、「どちらが学力向上に優れているか」の質問には、「学習塾・予備校」と回答した保護者が70%だったのに対し、「学校」はわずか4%。ゆとり教育については「見直すべきだ」が62%で、「継続すべきだ」は5%にとどまった。
 ただ、調査方法がインターネット上だったことから、文科省教育課程企画室は「母集団に偏りがあり、手法に疑問がある」と疑問を呈したうえで、「文科省のアンケートでは、学校への満足度が70%に上っており、今回の内閣府の調査の結果については中身を十分に精査したい」と話している。
【坂口裕彦】
 ▽加藤幸次・上智大名誉教授(学校教育学)の話 「ゆとり教育」は本来、「ゆとりと充実」を目指していたが、いつのまにか授業時間や学習量が減ることばかりが注目され、親からの信頼を失った。学校は子どもによく分かる授業、楽しい授業を構築することで信頼を勝ち取るしかない。
毎日新聞) - 10月6日23時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000212-jij-pol
学校選択制」賛成が6割超=内閣府の保護者アンケート

 内閣府が6日発表した「学校制度に関するアンケート」調査結果によると、児童や生徒が自由に小学校や中学校を選べる「学校選択制」の導入に賛成の保護者が6割を超えていることが分かった。また、子どもの学力向上に関し「学校より塾が優れている」との回答は7割に達した。 
時事通信) - 10月6日23時0分更新