- 作者: シグリッド・H.塩谷
- 出版社/メーカー: はまの出版
- 発売日: 1991/11
- メディア: 単行本
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さほど体系的にっていうか言語学的にっていうか、きちんと書いてある種類の本ではなくて、エッセイにちかいので、これを読んでどうこうということではなく、まぁ、そういえば子どもってこんな感じで言葉を習得していくのねえ、というぐらいにぼんやりと興味をわかせるってぐらいのいみで、おもしろかった。
えーとつまり、ここから言語発達についての知見が得られるとか、比較言語学の知見が得られるとか、言語教育への知見が・・・とかとかそういうことでなくて、「おもしろいじゃん」というかんじで、次にもう少し読みすすめてみたいという気にさせる、っていういみで役に立つかもしれない、エッセイ。
ちなみに、表紙も表紙ではあるけれど、本文のイラストが少女マンガっていうかアニメ絵にちかいイラストだったので、通勤電車で読んでいて、開いたページを覗き込んだひとがいたら、どう思ってただろうなと、ちょっとしんぱいである。いらん気を使わせる本ではある。