非常勤先の校門の前の交通安全標語看板に添削したくなる。

非常勤先の校門は、大きな通りからちょっと入った狭い道に面している。そこに、交通安全標語の看板があって、何年も前から、気になっているのだ。

狭い道 並んで走るな 自転車で

これ、授業が終わった帰り道に見るたびに、意気阻喪するのである。
ちょっと添削したくなる。

狭い道 並んで走れ 自転車で

どうですか!
句に勢いが出るでしょう。
街角にみずみずしい青春のエネルギーがほとばしりますね。
交通的見地からはともかくとして、文学的見地からして、この勢いが欲しいところだと思うのだ。
(交通的見地からしてみたばあいに、交通安全標語の看板には法的拘束力があるのかしら?「並んで走れ」などと文学的添削をしたら交通的見地から怒られるのだろうか?)