セニョール・ココナッツをまとめて買って聴く。『プレイズ・クラフトワーク』『Around the World』『Fiesta Songs』。

さいきん『プレイズYMO』をウォークマンに入れたことによって何度目かのヘビーローテーション期になっていて、その影響でセニョール・ココナッツをまとめ買いすることになった。

プレイズ・クラフトワーク

プレイズ・クラフトワーク

アラウンド・ザ・ワールド

アラウンド・ザ・ワールド

フィエスタ・ソングズ

フィエスタ・ソングズ

続けて聴いたら頭の中でルンバだかメレンゲだかマンボだかのリズムがノンストップで流れるようになった。いかんいかん。だいたいこういうのは、あまりまとめて聴くとパターンが読めてしまうことにもなって、感興が薄れる。やはり、YMOのがいちばん完成度が高かったかなあと思うのは、最初に聴いたからってのもあるかもしれない。しかし、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」とか「ビート・イット」のラテンアレンジはやはり面白いし、クラフトワークのラテンアレンジはやはりアルバムごと面白い。YouTubeなど見ると、ライブなどもやっているようだけれど、基本的にはデジタルで作ったものであるようだ。そのへんの嘘ラテンなかんじが悪くない。ていうか、ラテンのバンドのリズムセクションなんて、いかに自分を身体まるごとリズム反復機械にしてしまうか、みたいなところはあるわけで、そのへんは、テクノやデジタルやエレクトロニカと親和性があるのだろうね。