k-i-t.hatenablog.com
ちなみに、いっこまえに読んでた市毛勝雄『小論文の書き方指導』では、ぎゃくに接続詞は使わないで作文する指導を書いてた。へえーと。そしてそれについては、似てるかもしれないことをこれもTwitterで見かけてマークしてたおぼえがあった。
言わずもがなだが、場合による。
— ishitobi kazuhiko (@2013_ishitobi) 2022年1月8日
学生さんには
1)まずとにかくバーッと書く→2)論理的関係を整理・推敲する、意識的に接続詞を入れる
という書き方を薦める。
2)ができてればそのあと、目的によっては、接続詞を抜くことは可と思う。しつけ糸を抜くみたいに。https://t.co/vp4grKQVXd
まぁ自分的には、ぎこちなくても接続詞をいちいち入れたらいいじゃん派なわけである。ただし市毛本の趣旨は、たぶん、べつに流麗な達意の名文を書くべしということではなくて、ぎゃくに、接続詞によらなくても、きちっと論述を積み重ねるだけで、愚直ではあっても文章を論理的に組み立てられる指導、ということだろう。接続詞などというよけいなものを教えるとそれに甘えちゃうというか?そんな感じだと理解した。まぁそれができるのは作文指導だからだが(リーディング指導だと、書き手の都合でどんどん接続詞が出てきちゃうから扱わざるをえない)。
ともあれこのへんのはなしは嫌いではない。こういうのもFD案件ですな。