『ライフハック大全 プリンシプルズ』読んだ。

ライフハック、というと、ここの記録を見直すと、自分は2007年ぐらいに気が付いたらしい( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20070827/p1 )。この著者のひとは「Lifehacking.jp」というサイトを運営している人で、2009年に参照している(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20090409/p1)けれどたぶんそれよりも前にRSSリーダーに放り込んで読み始めていたと思う。で、まぁ、『ライフハック大全』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20171124/p1)というのが出た時も読んだ。で、このたび新書版で改訂版でプリンシプルの部分を軸にした本書が出たというのでまた読んだ。
で、新書なんだから学生さんに勧めるかどうかで考えるわけだけれど、これはそういうのではないなと。厚いから。そして、考え抜かれて書かれているというのが伝わる一方、たぶん私のような人が「ライフハック」というキーワードに求めるような無責任な気楽さみたいなものに、本書はある意味、背を向けていて、というか、たとえば心理的なハードルを下げるということについてしっかりと考え抜かれてぎっしりと書かれている。まぁだからひとことでいうと「大全」というかたちで提起されている。それがいかんということではないけれど。