『シン・仮面ライダー』みた。ほぼ『浜辺』で。

映画館には行かない人間であるわけだけれど、テレビでやるのを見る、円盤を買う、というほかにAmazonの動画で見るという選択肢があって意外に悪くないということに気づき、まぁノートPCの画面でいいやとさえ割り切れば見れるじゃないかと。で、やはりシンなんとか、というのは世代的なあれということで見るべしということで、Amazon公開早々に見た。でまぁ、すでに事前の情報はいくらか目にしているわけなので、どうやら庵野監督のオタク志向全開である、おびただしいオタク的参照によってオタクの人が語り出したら止まらないような作品である、というのを目にしていたわけだけれど、まぁべつに自分はオタクというわけではないのでふつうに、自分の世代の特撮のリメイクということで楽しく見た。当時はもちろん子ども向けの番組だったわけで、それを大人向けにつくっているということからしても随分違うはずなのだけれども、なぜか「仮面ライダー感」というのがちゃんとあって、そのあたりが楽しく見れたというところ。なんだろうね、ちょっと暗さみたいなのがあるんだろうね。あと、等身大のライダーと怪人が取っ組みあいとか、最終的にはキックで勝負がつくみたいなかんじとか。
で、それはそれとしてじゃあなにがいちばんよかったかというと、仮面ライダーというよりも浜辺美波がよかった。浜辺美波の立ち姿の鮮烈さにくらべると、仮面ライダーはまぁ終始でくのぼうなかんじでしたね。