不登校 3年連続減

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2005_08.htm#11_04

国公私立の小中学校で2004年度、「不登校」とされた児童・生徒は12万3,317人で、前年度より2,909人(2.3%)減ったことが、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。3年連続の減少となったが、児童・生徒全体に占める不登校の割合は1.14%(前年度比0.01ポイント減)とわずかな減少にとどまった。文科省は「スクールカウンセラーなどの相談体制や教育支援センターなどの対策が功を奏していると思うが、減少傾向とまではいえない」とみている。不登校の直接のきっかけは、無気力など「本人の問題」が35.6%で最多。「友人関係」(20.6%)、「親子関係」(9.3%)も多かった。不登校が続く理由は、漠然とした不安などの「情緒的混乱」と「無気力」で計52.3%を占めた。
[2005年8月11日付 毎日新聞より要約]