夜中に『デブラ・ウィンガーを探して』チラ見。

テレビ欄できになったので、ちらっと見てみたらよさそう。でも夜中なので全部見ないでじきに寝ると思う。

デブラ・ウィンガーを探して [DVD]

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学生さんにすすめたい感じ。

デブラ・ウィンガーを探して【映画情報】ムービーネット
「あの女優もこの女優も。34人の女優たちの本音」 
 メグ・ライアンシャロン・ストーンエマニュエル・ベアールウーピー・ゴールドバーグダイアン・レインロビン・ライト・ペンホリー・ハンター、(引退した)ジェーン・フォンダ、グイネス・パルトロウなどなど総勢34人もの豪華な女優陣が出演した奇跡のような作品が、この『デブラ・ウインガーを探して』である。この映画に出演する34人の女優たちの役所は、女優であるとともにひとりの女性としての自分を語ること。そう、この作品は女優たちが語る本音を集めた映画なのである。
 監督も女優として第一線で活躍するロザンナ・アークエット(『グラン・ブルー』)。監督デビュー作に当たるこの作品を撮ろうと思った理由について、「女優業と母親(子育てと家庭)の両立への悩み。迫り来る40代という年齢への恐怖(ハリウッドでは女優に対して、そういった役柄が枯渇している)。」をあげ、「(そこで)あっさりと引退してしまったデブラ・ウインガー(『愛と青春の旅立ち』)のことを思い出し、彼女がなぜ引退したのかについて話ができたら面白いだろうなと思った。」と語っている。映画界に対する不満と危機感がデブラ・ウインガーと話をしてみたいという気持ちを生じさせ、まずは自分の周りにいる女優たちと話をしてみようという部分へとつながったのだった。そして、彼女はバッグにビデオカメラを押し込み、ヨーロッパやアメリカを10ヶ月以上も駆けずり回ることになる。その結果が、面白く、男にとっては痛い女優、女性の本音を集めたこの素晴らしい作品なのである。
 映画女優好きはもちろん、職場で嫌な気分を味わっている女性、そして夫婦共働きの男性にとっても必見の作品です。ぜひ、劇場でご覧下さい。 

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「母として女優として、40歳になるということは・・・」
 子供を生み、40歳を迎えようとしていた ロザンナ・アークエットは女優であり、母親であるという自分の立場に思い悩んでいた。なにしろ、40歳という年齢は女優としての仕事が目減りすること(解雇されてしまうこと)を意味していたのだ。そこで、彼女は自分と同じ立場にあったり、それを超えてきたり、それにぶち当たるであろう女優たちの証言を求めることを思いつく。そして、最終的には、あっさりと女優という世界から身を引いてしまった自分がリスペクとするデブラ・ウインガーに話を聞けたらなと思う。ロザンナ・アークエットの旅がスタートする。
 そこで出会う女優たちから飛び出すのは、家庭(子供)と仕事を両立するために仕事は年に1本にしている、仕事と家庭は両立できるという話、そろそろ年齢的に引退の危機だといわれたこと、整形なんて当たり前でしょう(でも、しないは)という話、ヌードになり日の撮影だけ覗きに来たり、これ見よがしにいい女をはべらす製作会社の男たちの話など、深刻な話から怒りまでの本音の数々。そして、彼女は憧れのデブラ・ウインガーに会うことになる。

いや、今日の2回生ゼミはちょうどそんな話題も出たし。いやまあ、女優の話ではなくて女性の就労の話。